7話まで見ました。
家督を継いで、若者から若い当主になる官兵衛と善助、太兵衛の成長に期待ですね。
ケチと倹約は違う、家臣が公平に思うように家臣に売るというエピソードが官兵衛らしいです。
足利義昭に対面する信長の着物、作法に則りながらも、奇抜なデザインが信長の性格をよく表してします。
また火がしばしばでてきますが、信長のイメージは火だと思っています。
一気に日本に燃え盛り、パッと消えてしまう…。
信長には参謀がおらず、秀吉や家康とこの点が大きく異なります。あまり人を信じない彼らしいのですが、しかし一人で作戦を考えていたのでしょうか。
人間五十年の敦盛ですが、信長はなぜこれが好きだったんでしょうね?
あまり盛り上がるメンタルでないものを刷り込んでると思うのですが。
足利義昭の役者さん、ぴったりですね。高貴な雰囲気と少し弱気な感じが…。
秀吉の半兵衛への「三顧の礼」のエピソードは戦国時代のなかでも、かなり好きな話です。
半兵衛は城主で12000石の大名で、この時の秀吉の所領がよくわかりませんが、半兵衛を家臣にできる身分ではなかったように記憶しています(信長の家臣で、秀吉の部下になってるという説もありますが。)
半兵衛の秀吉の未来を予測する力、身分や報酬に拘らない点が非常に好感が持てます。
この辺りが、劉邦の参謀の張良と、諸葛孔明によく似ていますね。半兵衛も意識していたのでは。
竹中秀吉も好きで、大河秀吉はきちんとみた最初の大河ドラマです。
軍師官兵衛で、もう一度起用されたのは嬉しいですね。
軍師官兵衛は何かの理由で、放送時に見るのを辞めてしまいました。
もう一度見るきっかけがあったのは、喜ばしいこと。
小寺家の軍議が片岡政職の空気でゆるいのですが、ほとんどの中小大名、勢力はのんびりしていたような気がします。たまに小競り合いして、現状維持を望んでいる。大勢力が現れたら傘下に入る。どちらに着くか悩む。
人の死が今より軽い以外は現代と同じような気がします。
荒木村重には以前から注目していました。
・武将として優秀
・髭面で一見強そう
・果断と優柔不断
・薄情
・茶人
・家臣や息子も優秀
となんとも複雑な人物で、戦国時代でもこれほど変わった人物も珍しい。
理解しがたい精神ですが、皆さんはどのようにお考えですか?
安国寺恵瓊も好きです。
胡散臭さが消えないですが、彼なりに毛利家を考えていたのでしょうか。
小さな又兵衛はかわいいですね。
政職に意見する官兵衛は鬼気迫るものがありました。これが最終的に受け入れられず、小寺家と袂を別つのが戦国時代ですね。しかし、周り全てを敵にしても織田家を信じるところが官兵衛のすごいところでしょうか。